「ウェブ時代 5つの定理」 から スティーブジョブスの言葉
梅田望夫氏の2月29日に発売になった最新刊「ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!」
読み終わりました。
いつもこの方の著書は、ぼくがシリコンバレーにいたころにフラッシュバックさせてくれるものです。
すべてが後ろ向きで否定的で、何事も事なかれ主義の日本では、到底想像もできない表現が凝縮されています。
でも、シリコンバレーじゃ、ごくごく当たり前のことなんですけどね。。。
12年のアメリカ生活から4年前に帰国。
それから、何か変やで、これ。
と、ずっと思っていたけど。。。
でも、氏の本で、アメリカにいた頃をすっかりおもいださせていただきました。
そうそう!
そうやで!
みんなそうやったやん!
常に前向きで、失敗を恐れない、あのポジティブさ。。。
日本に帰国して起業しようとしたまわりの反応は、、、
もうえぇ年やし落ち着いたら、、、
その年やったら貯金がいくらあって、これぐらいの立場にいてどうのこうの、、、
もう、初めから、やめときなはれ、と。
それが、アメリカ時代のメンターに相談すると、、、
もちろんシビアな意見はいただきましたが、それでも、どうやったら成功する可能性が高くなるか、という、前向きな意見がほとんどでした。
氏の著書も、同時期シリコンバレーにいたという、ぼくの勝手な親近感とあいまって、
すっかり最近のお気に入りになっていました。
常に氏の言葉に勇気をもらい(氏はそんな程度の感想じゃ当たり前だとおっしゃっているが・苦笑)、今回は、さらに、スティーブジョブスの言葉に、鳥肌が立つのを通り越して、涙が出てきた。
要約すると、、、
自分の時間は限られているので、自分のことに費やしなさい。
もっとも需要なことは、心や直感に従う勇気を持つことだと。
心や直感は、本当になりたいものが何かを、ずっと昔に知っているのだ、と。
(スティーブジョブスのことば)
あぁ、そうそう。
自分の心に素直にならないと。
アップルをここまでにした手腕だけでなく、癌をわずらって、人生を考えたと思う。
そのぎりぎりのところまで行った彼が発する言葉。
宗教じみてるけど、ぼくは、激しく同感。
真理を突いてると思うなー。
これからは、精神社会になるって言われてるけど、スティーブジョブスが言うと、なんか日本の変な精神世界チックにならないところがいいです。
でも、これからは、精神世界抜きにしては生きていけないと思う。
いや、でも、人生決まってるんやって。
その決まっている範囲でどこまでやっていけるか。
とっても勇気が出る、えぇ本でした。
今までのシリコンバレーの思想とかが凝縮されてる本やと思います。